初期設定。「おはよう」が返ってくるまで
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- デスクトップアプリでの初期設定を5ステップで案内します。
- ダウンロードからログイン、フォルダ選択までの順番を扱います。
- 黒い画面は一度も出てこないので安心して進められます。
章タイムスタンプ(5章)
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このガイドでやること
ゴールはひとつです。Claude Codeのチャット欄に「おはよう」と打って、返事が返ってくること。それ以外は今日はやりません。
Claude Codeというと「エンジニアの道具」に見えますが、ふだんやることはチャット欄に日本語を打ちこむだけです。むずかしいのは最初の設定だけなので、そこをこのガイドで通します。
このガイドはMacの画面で説明しています。Windowsの方は画面の名前が一部違いますが、流れは同じです(ターミナルの項目だけWindows用のコマンドを併記しています)。
そして先に、いちばんの安心材料を置いておきます。デスクトップアプリを使う本線のルートでは、黒い画面(ターミナル)は一度も出てきません。こわいと思っていたあの画面を開かずに、ゴールまで行けます。
事前に用意するもの
用意するものは2つだけです。1つ目はClaudeの有料アカウント。Claude Codeは無料プランでは使えません。公式にも、無料のClaude.aiプランにはClaude Codeのアクセスが含まれないと書かれています。Pro・Max・Team・Enterpriseのいずれかに入っている必要があります。無料アカウントでもアプリにログインすること自体はできますが、Codeタブを開くとアップグレードを求められて先に進めません。料金は米ドル建てで、為替や税で変わります。正確な金額は公式サイトで確認してください。
2つ目は、落ち着いて座れる時間です。ダウンロードを待つ時間があります。細切れの時間だと途中で心が折れやすいので、まとまった時間にやるのがおすすめです。
本線:デスクトップアプリで始める(ターミナル不要)
ここが最短ルートです。手順は5つ、一本道です。公式も、デスクトップアプリにはClaude Codeが含まれていて、Node.jsやCLIを別に入れる必要はない、ターミナルは不要だと明記しています。
ステップ1、アプリをダウンロードして入れます。Claudeのデスクトップアプリを公式サイト(https://code.claude.com/docs/en/desktop-quickstart)からダウンロードします。macOS版はIntelとApple Siliconの両対応が1つ用意されているので、自分のMacがどちらかを気にする必要はありません。ダウンロードしたインストーラを実行して、アプリケーションフォルダに入れます。ふつうのMacアプリと同じ入れ方です。ダウンロードしたファイルが見つからないときは、まず「ダウンロード」フォルダを見てください。それでも分からなければ、その画面をスクショしてClaudeに聞くのがいちばん速いです。
ステップ2、有料プランのアカウントでログインします。アプリを起動して、Anthropicのアカウントでログインします。ログインしたはずなのに次に進めないときは、一度アプリを終了して開き直してください。
ステップ3、Codeタブを開きます。アプリの画面のいちばん上、真ん中にある「Code」をクリックします。アプリには「Chat」「Cowork」「Code」の3つのタブがあります。Chatは普通の会話、Coworkは裏で作業してくれる係、そしてCodeが今回使うものです。Codeタブは、自分のパソコンの中のファイルを直接見て、変更するときは毎回こちらの承認を取ってくれます。Codeを押したときに「アップグレードしてください」と出たら、無料プランのままです。有料プランに入ってから戻ってきてください。
ステップ4、ローカルを選んで、フォルダを選びます。ここは2段階です。順番があります。まず「Local(ローカル)」を選びます。自分のパソコンの中で動かす、という意味です。次に「Select folder(フォルダを選択)」を押して、作業するフォルダを1つ選びます。Claude Codeに触ってもらう場所を決める、ということです。最初は、新しい空のフォルダを1つ作って、それを選んでください。大事な書類が入っている場所をいきなり選ばないほうがいいです。デスクトップに「claude-test」のような名前で新しいフォルダを作れば十分です。なおLocalのほかにCloud・SSH・WSLという選択肢もありますが、最初は使いません。フォルダを選んだあとにモデルを選ぶ欄も出ますが、そのままで大丈夫です。フォルダを選ぶ画面が出てこないときは、まだLocalが選ばれていない可能性が高いです。先にLocalを選んでください。
ステップ5、「おはよう」と打ちます。チャット欄に「おはよう」と打って送信します。返事が返ってきたら、初期設定は完了です。たった4文字ですが、これが返ってきたということは、インストールもログインもフォルダの読み込みも、全部通ったということです。地味にすごいことをやっています。返事が返ってこない、エラーの英語が出た、という場合は、その画面をスクショしてClaudeに貼って聞いてください。
設定はこれで終わりです。明日からは、Codeタブを開いて、同じフォルダを選ぶだけで同じ状態から始められます。自分で黒い画面を開く場面はありません。
詰まりやすい3つのポイント
なぜこの順番かを1文で言います。どこで作業するかを決めてからでないと、頼んでも相手が動けないからです。だから、4つ目の前に5つ目には進めないです。ここから、詰まりやすいところを先に予告しておきます。
1つ、無料アカウントでログインしても、Codeは使えないです。有料プランに入っている必要があります。2つ、どのフォルダを選べばいいか分からない、というやつ。これは、まず新しい空のフォルダを1つ作って、それを選んでください。大事な書類が入った場所を、いきなり選ばないほうがいいです。3つ、画面の見た目が動画と違う、というやつ。アプリは更新が速いので、タブの名前や場所は変わることがあります。最新は公式サイトと教科書で確認してください。分からない画面が出たら、その場をスクショして、そのまま貼って聞いてください。
補足:ターミナル派の道
黒い画面から入るやり方も、ちゃんとあります。アプリだけで完結させたい方は、この章は読み飛ばして大丈夫です。
公式の手順は、いまはコマンド1行です。昔のように、Homebrewを入れて、Node.jsを入れて、それから本体を入れて……という工程は要りません。ぼくが最初に入れたときはその面倒なやり方で、途中の案内を1行見落として30分溶かしました。いまはその工程が丸ごといらないです。
ターミナルを開いて、次の1行を貼り付けてEnterを押します。curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash 。Windows(PowerShell)の場合は irm https://claude.ai/install.ps1 | iex です。インストールが終わったら claude と打って起動します。
ここで大事なことを1つ。コマンドは、手で打たずにコピーして使ってください。ブログ版の初期設定ガイド(https://blog.freelanceschools.com/posts/claude-code-setup-guide)に、コピーボタン付きの手順をSTEPごとにまとめています。インストールの方法は変わることがあります。このガイドに載せているコマンドも、確認した時点のものです。うまくいかないときは、古い情報を疑って公式サイトを見にいくのがいちばん確実です。command not found と出たら、パソコンがまだコマンドの置き場所を覚えていない状態です。公式のトラブルシュートに直し方が書いてあるので、その画面をそのままClaudeに貼って聞いてください。
詰まったときの奥義
この先どこかで必ず、「なんだこの画面……」という瞬間が来ます。そのときの対処法は1つだけです。考えこまずに、スクショしてClaudeに聞く。
やり方(Mac)は、シフト+コマンド+4を押します。十字のカーソルが出るので、分からない部分だけドラッグで囲んで、指を離します。デスクトップに画像ができるので、それをチャット欄にドラッグして放り込みます。「これ何?」「このまま進めて安全?」「次どうすればいい?」と一言添えて送ります。アップロード画面を開く必要はありません。放り込むだけです。ファイルを添付するボタンからでも渡せます。Windowsの方はWin+Shift+Sで範囲を囲めます。
赤い英語がバーッと出ても、故障ではないです。あれは「ここで止まりました」という状況報告です。パソコンが「ここまでやったけど、ここで詰まった」と説明してくれているだけで、怒られているわけではありません。スクショでなくても、赤い英語をそのままコピーして貼るのでもかまいません。ぼくも細かいところは正直よく分かっていないので、毎回そのまま貼って聞いています。この1つを覚えておけば、この先どこで詰まっても自分で抜けられます。
次の一歩
初期設定が終わったら、次はこの3つです。今日はやらなくて大丈夫です。1つ目、作業フォルダを決める。「この作業はこのフォルダ」と決めておくと、散らからずに済みます。次からはCodeタブでそのフォルダを選ぶだけで、続きから始められます。
2つ目、最初の1タスクを頼んでみる。いきなり大きいことを頼まなくていいです。「このフォルダの中に何があるか教えて」くらいから始めて、慣れてきたら実際の作業を頼んでみてください。ファイルを渡したいときは、チャット欄で@を打ってファイル名を選ぶか、ファイルを直接ドラッグして放り込みます。
3つ目、安全の約束を知っておく。最初の設定のままなら、Claude Codeが勝手にファイルを書き換えることはありません。ファイルを作る前・書き換える前に、必ず「これやっていい?」と聞いてきます。何がどう変わるかの差分も見せてくれて、こちらが承認するまでファイルは変更されません。この確認を全部飛ばす設定も存在しますが、公式が安全に隔離された環境でだけ使ってくださいと警告している設定です。最初は絶対に触らないでください。この話は講座の後半でもう一度くわしくやります。
手順は変わることがあります
チェックボックスとコピーボタン付きの手順は、ブログ版の初期設定ガイド(https://blog.freelanceschools.com/posts/claude-code-setup-guide)にまとめています。最新は公式サイトで確認してください。Claude Codeドキュメント(https://code.claude.com/docs)、デスクトップアプリの始め方(https://code.claude.com/docs/en/desktop-quickstart)、セットアップ・CLI含む(https://code.claude.com/docs/en/setup)。このガイドの内容は2026年7月27日に公式ドキュメントで確認したものです。
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