くんくんさん成果報告インタビュー〜AI活用で合計21.8万円を売り上げた方法〜

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  • AIマーケティング講座の受講生・くんくんさんに、成果が出るまでの流れを聞いたインタビューです。
  • Claudeの講座を自分で設計して2件成約し、合計21.8万円を売り上げるまでを本人のスライドで振り返ります。
  • ヒアリング・提案書・書面契約という3ステップと、身近な人からまく営業の考え方が学べます。

章タイムスタンプ(12章)

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5つの現場を渡り歩いた約20年から、AIコンサルタントへ

今回のゲストは、AIマーケティング講座の受講生・くんくんさん(鄭 相勲さん)です。ご自身で用意したスライドを共有しながら、2件を獲得するまでにやったことを順番に話してもらいました。

経歴は、有名ラーメン店で2年半、精密機器メーカーの営業で4年半、外資系大手のMR(医療用医薬品営業)で7年、そのあとリラクゼーションサロンの経営を5年半、あわせて不登校(HSC)のサポート事業をオンラインで運営。現在は障害福祉の現場で週4日働きながら、AIコンサルタントとしてA-Sourceを立ち上げています。5つの現場を渡り歩いた約20年で、「現場を知っているから、現場で使えるAIを」という立ち位置になりました。

AIを触り始めたのは2026年3月ごろ。本格的に始まったのはClaudeマスター講座に参加した6月からです。5月にぼくと個別面談をした時点では「全然使ってないっす」という状態で、Claudeへの課金も、講座の参加要件になって初めてしたそうです。

無料のAIセッションから始めて、見せられるものを作る

最初にやったのは、無料のAIセッションです。ぼくが面談で「60件くらいやりましょうか」と伝えたのを受けて、まずリストアップし、相手の困りごとを聞いて、それをClaudeと相談しながら解決していきました。

同時に、Claudeマスター講座で自分のポートフォリオサイト(ホームページ)を先に作っています。「見せられるものを作ってみたかった」から入った、という順番です。セッションで得た知見を次の相談にそのまま回していく形で、件数を積み上げていきました。

売るつもりはありませんでした

くんくんさんのスライド1枚目は「売るつもりは、ありませんでした。」です。やったことは3段階でした。①こちらからお願いする(近しい人に「モニターになってください」とお願いする。お金の話はしない)。②感動を、伝え続けた(LPが作れた、ホームページができた、予約サイトもできた、インスタの文章も書けた、アプリも作れた)。③あちらから来てくれた(しばらくして「私も習いたい」と言われた。何も売っていません)。

ここでのポイントは、伝え方です。「Claudeはすごい」ではなく「これが作れた」を伝えていたこと。5年前はWordPressでコソコソやっていたものが一瞬で作れた、という具体的な話をし続けたので、「作りたい人」が2人手を挙げてくれました。

モニターのいいところは3つあると言っていました。お客様の声をすぐホームページに載せられること、困りごとを解決できると自分の自信になること、そして勘どころがわかること。どこで詰まるのか、どう解決したいのかが蓄積されていきます。

3回断ってから、初めて仕事になった

1人目は、よく話す友人でした。「教えてほしい」と言われたのに、くんくんさんは「ただでやるで、勉強やからお金いらん」と3回断っています。それに対して相手から返ってきたのが「ちゃんとプロとして教えてほしい」という言葉でした。ここで初めて、仕事になりました。

手を挙げてくれた2人に共通していたのは、①ホームページを作りたい、②Claudeをちゃんと学びたい、の2点です。くんくんさん自身が講座に入った動機とまったく同じでした。

やったことは3つだけ ヒアリング・提案書・書面で契約

成約までにやったことは3つだけです。①ヒアリング:「ヒアリングさせてください」と言って、聞きに行く。現状と短期ゴール、長期ゴール、そして予算感を聞く。②提案書:スライドできちんと用意して、きちんと時間をもらう。③書面で契約:クロージングをして、必ず書面を交わす(GMOサインなどを利用)。

2件とも、まったく同じ順番でした。2人目は職場(障害福祉の現場)で一緒になったフリーランスのカメラマンで、日ごろから情報共有していた相手です。「Claudeでこんなことができた」と話したら、「ちゃんとお金を払うから教えてほしい」と言ってもらえました。

コースの設計自体は、Claudeに任せています。自分がやってきたことをClaude Codeに棚卸しさせて文書化し、そこにヒアリング内容を突っ込む。出てきたものを調整して提案スライドにする、という流れです。

予算感の聞き方と値決め、コースの中身

視聴者から「予算感とはどういうことでしょうか」という質問が来ました。答えはシンプルで、「いくらぐらい出せますか」と聞くだけです。MR時代は会社が決めた金額の商品を売っていたので、相手の予算との差分を埋めるのがしんどかった。予算感を先に聞いておけば、その範囲でClaudeと相談してコースを組めるので、ほとんど断られません。

提案は松竹梅の3コースにして、「いくらぐらい出せるか」の金額を真ん中に置きました。多くの人が真ん中を選びます(ゴルディロックス効果)。予算感を聞けていれば、上のコースを選んでもらえる可能性も出てきます。

値決めは、身近な方と職場の方をほぼ同時並行で進めていたので、基準を揃えました。最初は身近な方を5万円、職場の方を10万円で考えていたものの、「職場の人が10万円なのに身近な人が5万円ではあかん」と考え直し、6週間のコースで10万円を基準に組み直しています。結果は、身近な方が70,000円、職場の方が148,000円、合計218,000円でした。

コースの中身は、週1回・1時間のセッションを全部ハンズオンにして、動画講座も別途作って渡す形です。手間はかかりますが、「次の展開に絶対役立つ」と判断してこの形にしています。

営業は木。実がなるのは3ヶ月後

MR時代は毎日1位から500位まで並べられ、成績が悪ければ本当にクビになる世界でした。そこで叩き込まれた感覚が「種を植えて実るのは、早くて2ヶ月、平均して3ヶ月前後」というものです。

2026年6月、Claudeマスター講座に参加した月から、週4日の勤務と並行して種をまき続けました。フリーランスの方2人へのAIセッション(この2件が実になりました)、法人の社長さんへのAIセッション、企業のご担当者へのAIセッション、商工会議所4箇所への飛び込み営業(1箇所から研修・相談員の話が出て、8月25日に研修会に出て会員に。9月3日に社長へのアポも取得)、勤務先AでのAI研修会(8月27日実施予定、終わったら本部へ提案予定)、勤務先BでのAIセッション(2回目を実施予定、DX化やホームページ作成の話につながる可能性)。

勤務先への提案は「人を立てて回るのが骨が折れる」ぶん、意外とみんなやりません。くんくんさんは休みの日に出向いて話をしています。

選択と集中、そして種は肥えた土にまく

やらないことも決めています。インスタなどのSNSは今はやらない。選択と集中で、リアルのモニターセッションと研修会に全振りしました。

いちばん大事にしたのはスピードです。「動く・会う・やる」を回すだけ。ぼくが講座で「1日3時間はClaudeを触ってください」と言ったのを、何が何でも守ったそうです。

まく場所についての整理も明快でした。肥えた土=すでに信頼がある場所(くんくんさんの場合は身の回りの近しい人)。だから早く実がなりました。ふつうの土=まず耕して、肥料をまく必要がある場所で、これがそのまま営業/マーケティングです。リアルなら異業種交流会や、直接会って仲良くなって困りごとを聞くこと。オンラインならSNS発信・無料ガイド・メルマガ。時間がなかったので、いちばん養分の多い土地から始めて、次に環境を整えてからオンライン畑を耕す、という順番にしています。

最後のスライドは「売り切る。あとは、天命を待つ。」です。売り切るとは、できる準備を全部やって、提案しきること。提案書を用意し、プレゼンの練習を5回やって、自分が納得するところまでやる。買うか買わないかを決めるのは相手なので、人事を尽くして天命を待つ、という考え方です。

成果を出す人に共通していること

ぼくからの補足です。個別面談を300人ほど、今月も80人ほどさせてもらっていますが、成果を出す方に共通しているのは2つだと感じています。1つは、3ヶ月きちんと集中してやれること。もう1つは、環境の力をちゃんと使えていることです。

くんくんさんは、できたことをコミュニティにコツコツ報告していました。逆に「誰かが自分をすごくしてくれる」という待ちの姿勢だと、どうしても時間がかかります。前のめりで、失敗してもいいからとにかくやる、決めたことをやり切る。結局これが大事です。

AIでマネタイズしたい人は、提案数を何件やったかを常に振り返るのがおすすめです。週のゴールの振り返りや、今日やったことを書く場所を使ってみてください。

質疑・職場のAI研修会で何を話すか

「職場でのAI研修は具体的にどのような内容を話されましたか」という質問がありました。管理者や経営者を10人ほど集め、事前に全員から困りごとをヒアリングして、当日はその中から1つ選んでみんなの前でデモをする。あとはAIの使い方のコツと、ITリテラシー・セキュリティの話、そして実際に触ってもらうハンズオンです。

現場から出てきた困りごとは、シフトを組みたい、パワーポイントを作りたい、電話で話した内容をすぐまとめて相談表のExcelに落とし込みたい、といった内容でした。毎日やらないといけない、地味で手間のかかるところです。

企業で導入するときは、ITリテラシーとセキュリティを強く気にされます。社会福祉法人のような大きい施設は「AIにおける基本方針」を策定していることが多く、くんくんさんはその方針に当てはめて勉強会を組み立てました。利用者さんの情報は要配慮個人情報にあたるので、扱う情報によって方針も変わります。

今後の目標

くんくんさんの目標は、来年の法人化です。自分の福祉施設を建てたいので、まず500万円をAIで作り、そこから融資などを受けて「自分の城」を作りたい、という話でした。

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