ゼロからのショート動画講座 〜再生数を伸ばす攻略3つのコツ〜
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「まだ間に合う」から始めるショート動画講座
今日は瀬戸内にあるLLACハウスから、ゼロからのショート動画講座をお届けします。これから始める人も、今やっているけどなかなか伸びないという人も、この1時間でしっかり説明していきます。ズームを見ている人は無料のチャットも盛り上がっているので、リアルタイムに参加してもらえたら嬉しいです。
最初に伝えたいワンメッセージは「まだ間に合う」ということです。SNSを見ると先に伸びている人がたくさんいて、自分は遅いのかなと感じてしまう人もいると思いますが、大丈夫です。というのも、ぼく自身が今39日連続でリールやYouTubeショート、TikTokを投稿していて、言ってみれば最近になって頑張り始めた人だからです。その最近始めた投稿から、ちゃんと成果が出ています。数字も出しながら「遅くないですよ」ということを示していきます。
39日でどこまで伸びたか(実績データ)
39日連続でリールを投稿してみた結果、再生数は合計で約1695万回になりました。リーチした人数でいうと約1000万人、つまり国民の10人に1人くらいに届いた計算です。チラシを配るのもテレビに出るのもお金がかかるのに、それがスマホ一つでできてしまったわけです。プラットフォーム別だと、インスタが998万再生でリーチ約500万人、YouTubeが約500万再生、TikTokが約150万再生でした。
フォロワーの増え方も見てみます。インスタはこの30日でフォローが約6200人、外れた人が約1400人なので、純増は約4700人。YouTubeが約4600人、TikTokが約1800人で、合わせると約1万1000人が新しくフォローしてくれた計算です。YouTubeは2018年に始めてから登録者8000人あたりで4〜5年止まっていたのが、ここに来て一気に伸びました。ショート動画は横型のYouTubeほど1再生の威力は大きくないかもしれませんが、新しい人に届く力がとにかく強いんです。
この数字を広告で出すと数千万円・でも全部ひとりでやっている
この数字を広告で出そうとすると、少なくとも600万円から4000万円くらいはかかると思います。リーチするだけでもお金がかかるし、フォローにつなげるにはさらにコンテンツ制作費も乗ってきます。でもぼくは外注を一切使っていません。撮影も編集も投稿も全部ひとりで、しかも毎日やっています。ポッドキャストやコミュニティ運営など他のこともやりながら、昼近くまで寝ている日もあるくらいです。それでもできています。
念のため自己紹介をしておくと、ぼくは発信を始めて8年目です。始めた当時のフォロワーは100人くらいでしたが、今は25万人ほどになりました。2022年にはKADOKAWAから書籍を出させてもらい、今はフリーランスの学校を運営しています。掲げているのは「フリーランスを一人にしない」というコンセプトで、だからこうして無料でセミナーもやっています。もともとは借金500万円からのスタートで、そこからSNS経由の累計売上が4億円になりました。本当にずぶの素人だったので、そんなぼくでもできたやり方をぜひ試してみてください。
ポイント1・ショート動画は怖くない
本日のポイントはシンプルに3つです。まず1つ目は「ショート動画は怖くない」ということ。流れてくる動画はどれも凝っていてレベルが高く見えるので、テキスト投稿やストーリーズはできても動画のハードルは高い、と感じている人は多いと思います。でも大丈夫です。テキスト投稿くらい気軽に、軽率に出してOKです。一度出したら完璧な映像作品を出し続けなきゃいけない、なんてことはまったくありません。
思い出してみてください。ブログやX、noteを書いていたとき、そんなに凝った装飾をしていましたか。noteなんて、太字と引用のグレーくらいのシンプルな装飾でも十分読みやすいですよね。動画もそれと同じで、暇つぶしに見ているテキスト投稿に画像を貼って、その画像が少し動いているくらいのイメージで大丈夫です。もちろんクリエイティブに凝りたい人はそれでいいのですが、ハードルを上げすぎないことが、まず始めるうえで大きなポイントになります。
やる意味は「新しい人に届く」・AI時代の存在証明
そんな暇つぶしに見られているショート動画を、わざわざやる意味はあるのか。答えはシンプルで、新しい人に届けられるからです。ぼくの1600万人という数字も、そのほとんどはぼくのことを知らない人たちです。テキスト投稿でXが伸びないという人でも、同じ内容を動画にするだけで、届くリーチ数が10倍、100倍くらいになることもあります。今からブログで月間1600万PVを取るのはほぼ無理ですが、ショート動画ならそれが起こり得るんです。
もう一つは、AI時代だからこそ「人感」を届けられるという点です。これからはAIでコンテンツも動画もどんどん作れるようになりますが、あなたという存在がそこにいる、という事実だけは疑えません。その「いる」という手触りをどんなメディアで伝えるかと考えたとき、ショート動画は有力な選択肢になります。新しい人に届き、フォロワー以外にも届く。これがショート動画をやる大きな意味です。
縦型動画の市場は3年で2倍になる
なぜショート動画にこれだけ勢いがあるのか。実は縦型動画の市場規模は、これから3年で2倍になると予測されています。2028年には2000億円市場になると言われていて、前年比でも十数パーセント伸びています。今のアフィリエイト市場が3000〜4000億円くらいと言われているので、まだ伸びしろが大きい領域だということです。動画広告の市場全体も、8400億円からこの3年で1兆1000億円規模へ伸びていきます。
日本の広告費全体は約3.6兆円で、そのうち3分の1ほどがすでに動画です。しかもYouTubeが縦型に本気でコミットし始めていて、ライブ配信を縦で切り抜いてショートとして投稿できる機能なども入ってきています。みんながスマホで横も縦も見る時代で、その中でも縦がこれから2倍で伸びていく。だからこそ、今からショートを始めるのはすごくいいタイミングなんです。見る人も増え、広告費も集まり、企業も縦型動画を作り始める。まさに今がチャンスです。
一番大事なのは再生数
では、これから伸びるショート動画で一番大事なことは何か。今日これだけ覚えて帰ってくれたら十分、というくらい大事なのが「再生数」です。ヒカキンさんも、YouTubeで一番大事なのは再生数だと言っています。なぜなら再生数は満足度そのもので、嘘をつかないからです。
再生数が少ないなら、それはシンプルに面白くなかったということ。再生数が多いなら面白かったということ。ただそれだけなので、傷つく必要はありません。「あ、今回は刺さらなかったんだな」と受け止めて、次に活かせばいいだけです。感情を抜きにして数字を見られるようになることが、伸ばすための第一歩になります。
再生数は視聴維持時間とエンゲージメントで決まる
では再生数は何で決まるのか。ざっくり分けると、視聴維持時間とエンゲージメントの2つです。まず視聴維持について。例えば360万再生されたリールは、60秒の尺のうち平均で25秒まで見られていて、視聴維持率は約41%でした。逆に伸びなかった動画は、23秒の尺で平均7秒、視聴維持率30%ほど。多くの人がすぐ離脱したので、おすすめに乗らなかったわけです。
目安として、視聴維持率が50%を超えてくると、まず伸びます。それで伸びなかったら理由がわからないというくらい、ここが効きます。もう一つ見てほしいのが最初の3秒以上の再生率で、あるおすすめ動画では70%でした。100人見たうち70人が3秒以上見続けた、ということです。視聴維持率を50%まで持っていくのは簡単ではありませんが、やることは「離脱されるポイントをどんどん減らしていく」だけ。奇をてらう必要はありません。
SNSは広告屋・だからおすすめされる仕組みを理解する
なぜ視聴維持とエンゲージメントがあるとおすすめされるのか。それは、インスタもTikTokもYouTubeも「広告屋」だからです。彼らはたくさんの人がアプリの中で長く動画を見てくれることでもうかります。つまり、より長く見られたり、より多くコメントや保存がついたりする動画は、プラットフォームにとって都合がいい。だから「この動画は面白い」と判断して、好きそうな人にどんどんおすすめしてくれるんです。
エンゲージメントというのは、いいね・コメント・シェア・リポスト・保存・プロフィールアクセス・フォローといった、目に見える反応のことです。これらが多いほど良い動画だと判定され、インプレッションが伸び、再生数も増えていく。作り手とプラットフォームがウィンウィンになる構造です。この仕組みはインスタもYouTubeもTikTokも基本は同じなので、一度理解しておくとすべてに応用が効きます。
エンゲージメントは操れないが、視聴維持は操れる
ここで大事なのは、エンゲージメントは基本コントロールできない、ということです。「いいねしてください、コメントしてください」と言ったところで伸びません。できるのは、いいねしない理由・コメントしない理由を削っていくことくらいです。本当に思っていることを正直に語ったときのほうが、自然とコメントは伸びる感覚があります。
一方で、視聴維持はある程度コントロールできます。冒頭のフックで釘付けにする、認知的不協和や損失回避といった心理を使う、編集や音楽で心地よくする。ただ「これをやれば正解」という一つの答えはありません。何がうまくいくかはわからなくても、何がうまくいかないかはだいたい決まっているので、うまくいかない要素を削っていくほうが確実です。結局、最後まで見てもらえれば再生数は自然と増える。伸び悩む多くの原因は、3秒以内に離脱されていることなんです。
攻略3つのコツ①最初の3秒でテキストを読ませる
ここから攻略の3つのコツです。1つ目は「最初の3秒でテキストを読ませる」こと。人は3秒目を止めたら、自然と続きを見てしまいます。重要だから3秒読んだのか、3秒読んだから重要だと感じたのか、脳はそれを区別できません。ぼくらの指の動きの95%は無意識で決まっているので、その無意識に嫌われない、引っかかりのある入口を作ることが大切です。
実際に伸びた動画の1枚目を見てみましょう。「東京から愛媛の島に移住してみた結果」(家賃2000円)は120万再生。「島の土地17万で買って地方創生やってみた結果」は約240万再生で、フォローも1500人ほど増えました。「この子だけ残していきました」という保護猫(うちのセト)の動画は76万再生。どれも最初のテキストを、ぼくはだいたい3秒近く画面に残しています。ここで1.5秒などで次に行かないこと。3秒見てもらえたら、もうスワイプできなくなるんです。
フックのコピーは10〜20文字・テロップ位置とセーフティーゾーン
3秒読んでもらうコツは、コピーライティングにあります。文字数の目安は10〜20文字で、実際には15〜17文字あたりがちょうどいい。40文字は長すぎ、30文字も長い。ひらがな・カタカナ・漢字のバランスも大事で、漢字が並ぶと新聞のように固く難しく見えてしまいます。ボーッと見ている人が多いので、パッと見の読みやすさが命です。専門用語は禁止、相手の頭の中にすでにある言葉を選んであげてください。
テロップの位置も重要です。9対16のセーフティーゾーンを守り、上すぎ・下すぎの位置に置かないこと。ポイントは、人は人の顔に目が行くので、文字を顔の近くに置いてあげることです。目線があちこち動くと脳が疲れてスワイプされてしまうので、視線を同じあたりに集めるイメージで置きます。脳を使わせないことが、そのまま釘付けにつながるんです。これは撮影の段階で構図を考えておくと、あとがぐっと楽になります。
②1動画1メッセージ ③カットは2秒でテンポよく
2つ目のコツは「1動画1メッセージ」です。江戸時代の三味線の名手が残したとされる言葉に「大勢の中で一人を目当てとし、残る人をば皆捨てにせよ」というものがあります。1万人に届けようとすると、あれもこれも言いたくなって刺さらない。この動画は〇〇さんへのメッセージだ、というくらい一人に絞ることが大事です。言いたいことがたくさんあっても、中途半端に削り切ってOK。実際「東京から愛媛の島に移住してみた結果」の動画も、25秒の中で伝えているのは基本この1メッセージだけです。
3つ目は「カットは2秒でテンポよく」。削るからこそ、映像の一つひとつのカットもナレーションも2〜3秒でどんどん切り替えます。意図がない限り3秒以内で画面を切り替える意識です。ずっと自分目線の映像が続くと飽きるので、後ろから撮った姿を混ぜるなど視点を変える。素材が足りず画像を使うときは、キーフレームで「じわー」とゆっくり動かす。速く動かすと目が疲れます。そしてカメラは固定して、被写体のほうを動かす。編集はぼくの場合Final Cutで、実際にカットを2秒前後で刻んでテンポを作っています。
テロップの作り方・継続のコツ・最初の100本は練習
テロップの作り方も一言。縁取りをベタ塗りの黒で太くつけると、逆に素人っぽく見にくくなります。ぼくのデフォルトは、白文字に薄いグレーのドロップシャドウ。ほとんどの編集アプリに最初から入っている機能なので、買う必要はありません。背景が白飛びして見えにくいときだけ、ほんの少しグレーの縁取りを足します。続けるコツとしては、先にテキスト投稿を書いておいて、それを動画にするのがおすすめ。素材はGoogleフォトに取り溜めておくと、言葉に合う映像をすぐ検索して見つけられます。
最後にまとめです。ショート動画を活かして新しい人に届けましょう。これから確実に伸びる領域です。意識するのは「3秒で離脱されないこと」。そして最初の100本は練習だと思って、コツコツ作り続けてください。ネタがないと感じるのは、実はネタがないのではなく、それを見つける視力がまだないだけです。100本滑れば、何が刺さらないかがわかるようになり、それがそのままお宝になります。ホームランを打ちたいならバッターボックスに立つしかないのと同じで、作らずにうまくなることはありません。一緒にコツコツやっていきましょう。
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