イチさん成果事例インタビュー〜バックオフィスにAI・自動化を提案して3ヶ月サポート30万円を受注〜

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  • フリーランスの学校のコミュニティメンバー、イチさんの成果事例インタビューです。
  • バックオフィスの新規相談に、AIと自動化(GAS)を組み合わせた業務改善を提案して、3ヶ月サポート30万円の案件を受注した話を聞きました。
  • 人力のまま続けた場合と自動化した後のコストを並べて見せたことが、依頼につながったそうです。
  • 個人情報を扱う塾の案件でAIを使う範囲を絞ってGAS中心にした判断、提案金額の決め方、既存のお客さんからホームページ制作とリール・YouTubeの発信自動化の案件をもらった話まで聞いています。

章タイムスタンプ(47章)

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オープニング・バックオフィスにAI活用を提案して3ヶ月30万円を受注したイチさん

今日は、講座を受講しながら案件の提案を続けて、AI活用で法人の3ヶ月30万円の案件を受注したイチさんに来てもらいました。もう1件決まったという報告ももらっているので、そちらも聞いていきます。

自己紹介・医療職から事務サポート、いまは業務設計だけを担当

イチさんは、10年ほど事務サポートやバックオフィスの仕事をしています。もともとは医療職で、15年ほど働いていました。

育休中にSNSを見ていて、自分の専門分野のブログを見てほしいという人から声がかかり、お手伝いのつもりで受けたのが副業のスタートです。その後フリーランスになり、いまは自分はほぼ実務をせず、業務設計だけを担当して、スタッフの方に仕事をお願いする形で会社を運営しています。

成果報告の内容・人力のコストとAI化後のコストを比べて提案

フリーランスの学校の「小さな成果報告」に書いてくれた内容を、ぼくが読み上げて確認しました。AIと自動化も使いながら、3ヶ月サポート30万円をいただいた、という報告です。

もともとは新規で、バックオフィスの通常の業務を依頼したいという相談でした。イチさんは、このまま人力で続けた場合のコストと、業務改善したあとのAI・自動化のコストを並べて見せました。自動化後は人力が半分程度になるという比較を見せたところ、「損するのにコスト削減を言ってくれた」と信頼されて依頼につながっています。

同時期にもう1件受注・AIを怖がる会社とガンガン入れたい会社

同じ時期に、もう1件の案件も取れていたそうです。バックオフィスの会社は、セキュリティや個人情報の面からAIをすごく怖がる会社と、ガンガン入れたい会社に分かれます。

1件はAIをほんの少しだけ使って、ほぼGAS(Google Apps Script)で自動化する案件。もう1件はほぼAIを使う案件で、どちらも参考になると考えて、同じくらいの金額で両方受注しました。

1件目・事務員さんの約40時間分の業務を自動化する塾の案件

画面共有で、軽いほうの1件目を見せてもらいました。AIを入れるのが怖いという塾で、「無理に入れなくてもいいけれど楽にはできるかもしれません」と伝えて、一度話を聞かせてもらうことになりました。

事務員さんが約40時間かけている業務を、すべて人力でやっている状態でした。前任の方が急にいなくなる状況で緊急度が高く、その方がいなくなる前に業務を全部棚卸しして、フローを作り、自動化できるところ、AIを使っても大丈夫そうなところを整理して、マニュアルにするところまでを引き受けています。

GASを組むこと自体は誰でもできるので高い金額は取りにくいかも、と思いましたが、業務設計をもう一度組み直す部分は自分が担当することにして、その分の金額で提案しました。

コストの試算・約40時間の業務が10時間に、年54万円が浮く

前任の秘書さんが人力でやっていた業務の費用は、はっきりした金額は分からないものの、仮に1,500円で計算すると6万円ほどになります。自動化をすべて入れた場合は、多めに見積もって10時間ほどでできそうでした。

今回入れる自動化はほぼGASで、新たにお金をかけてもらう部分はほとんどありません。半年ほどで元が取れる計算になり、しかもイチさんがいなくなってもGASはそのまま使えて、コードを読めば別の人も直せます。年間で54万円が浮くことが見える形になったのも、決め手になりました。

人力の作業はミスが多く、それに困っていたことも大きな理由でした。

AIを使った範囲・レシートの読み取りとLINEのボット

AIは、どこもかしこも入れましょうとは言っていません。AIを入れたのは、Claudeでレシートを読み取る部分です。経費計算がとても多い会社でしたが、レシートを読むだけなら個人情報の問題も小さいので、まずは一度やってみて、楽だと感じたら後から広げればいい、という伝え方をしました。

講師の方がたくさんいて、いつ来たかが分からないという課題には、LINEにボットを入れて、来た記録が自動で取れるようにしています。これもほとんどGASでできるので、難しいことやお金に関わることにはAIを使わない、という約束にしました。

個人情報や名前を載せることが怖いという話だったので、文字起こしにかけるのはレシートと先生のメモ程度にとどめています。AIを主に使ったのは、イチさん自身の業務整理と、前のマニュアルを読み込んで分析し、業務設計をする部分です。

GASはAIと一緒に組む・自分で組めなくてもできることが増える

GASは、AIに手伝ってもらいながら組んでテストしています。イチさん自身は高度なGASを組めるわけではありません。ただ、自分でGASを組めなくてもAIの手伝いを受ければできるようになる、という点は、フリ校のメンバーにとってもプラスになるはずだと話していました。

自動化の中身・公式LINEに集約して報酬計算から振り込みまで

これまでは一人の担当者が、ほとんど手作業で業務をしていました。決まった日までに公式LINEに先生を集めて、連絡関係をほぼそこで完結させます。報酬の計算も自動で行い、報酬計算ができたという連絡も公式LINEで送れるようにしました。

最後の振り込みも一つ一つ人力で行っていたので、振り込み用のCSVまで自動で作れるようにしています。人間の手が入るのは、ほぼチェックだけという状態です。

個人LINEの負担・LINEが鳴りっぱなしの状態を解消

もともとは担当者が、先生と個人のLINEを交換して、休みの連絡や給与計算のやり取りまで全部やっていました。事務員さんは、LINEが鳴りっぱなしで嫌だと話していて、塾長さんも、問い合わせで鳴りっぱなしになるのをすごく嫌がっていました。そこが一気に解決したことは、評価されたのではないかと話しています。

レシート読み取りの仕組み・フォルダに入れたら自動で読む

この会社ではもともとClaudeを契約していて、調べ物に使うだけだったそうです。レシートの読み取りは、LINEから保存されたレシートが決められたGoogleドライブのフォルダに入ると、自動で全部読み取る仕組みにしています。事務員さんのチェックが入るので、適宜読み込む形です。

さっきは14時間と見積もっていた作業が、チェックだけでトラブルがなければ5時間ぐらいで終わりそうだ、と伝えているそうです。

提案金額の伝え方・35万〜40万円で松竹梅の竹プランに

最初はヒアリングだけをして、そのあとで提案しました。細かい内訳は伝えず、35万〜40万円ほどの見積もりで買ってもらった形です。ぼくが「竹プランで決まったということですね」と確認しました。

その後、生徒さん側でやっていることも自動化できないかという相談が出ています。ただ、対象の人数が違うので金額が倍以上になるため、一度これを落ち着かせてからにしませんかと伝えて、フォローしているところです。前任者がいなくなって慌てていたことも、納得感につながったのではないか、と話していました。

2件目・体験レッスンのレポートをLINEのボットで自動化

こちらは1件目の会社の方の友達を紹介されて決まった、違う系統の塾の案件です。個人レッスンと体験レッスンを行っていて、業務委託の先生がそれぞれ担当していますが、忙しすぎて体験レッスンのレポートの質がバラバラでした。体験を受けた人の状況をきちんとレポートにできないまま、勧誘をしてしまう流れになっていたのを直したい、という相談です。

先生ごとに記録の粒度が違い、誰が仕事をできているのかも把握できていない状態でした。そこで、体験レッスンが終わったら先生にLINEを開いてもらい、ボットが選択肢を出しながら、誰にどんな内容で話したか、無料教材のどれを渡すか、普段のクロージングの方針などを入れてもらいます。

それを1枚の定型の資料にまとめて、スクール長さんが確認してOKを出したら、自動で送れる形にしました。

レポートの粒度と面談のインセンティブ・ぼくの経験

ぼくは自分で個別面談を全部やっていますが、スクールでよくあるのは、別の担当者に個別面談をさせて、決まったらいくら入るというインセンティブをつけるやり方です。その場合、どんなことを言っているか分からず、「あの人は入りたいと言っていました」と伝えても、実際は全然違ったり、嫌がられたりすることがあります。人によって質が違います。

忙しくても状況やバックグラウンドを話したら終わるようにしてあるのは大きいと感じました。

ボットとの音声録音・文字起こしをスクール長が確認して手直し

先生たちは負担が大きく、次の予定もあるので、慌ててセールスをしてしまったり、自分で巻き取ってしまったりします。そこで、ボットで選択肢を選んで、最後に生徒さんへのアドバイスを1分ほどで録音してもらいます。それを文字起こしで載せますが、精度が十分ではないので、スクール長さんがチェックして手直しするという形にしています。

ワークフローの決め方・今どうしているかを聞いて、直したい所を聞く

ぼくが、このワークフローをどう思いついているのか、全体のディレクションをどうしているのかを質問しました。イチさんは、最初に今どうしているかを聞いて、どこを直したいかを聞くそうです。

この案件の目的は、最終的に塾に入ってもらうことなので、その後の追いかけをきちんとできているかを聞きました。塾の案内を送っているだけという答えだったので、こうしたほうがいいかもしれないと提案して、納得してもらえたことを案にしています。

ヒアリングの丁寧さが提案を支える

業務フローも提案もよくできていますが、いちばんはヒアリングがうまく丁寧なのだろう、とぼくは感じました。成果インタビューとして聞いていて、こんなことまで教えてくれるのかと思うほどで、聞いている人もびっくりしているはずだ、という話をしています。

質問・クライアントの見つけ方は紹介と口コミ

参加者から、クライアントはどうやって見つけているのかという質問が来ました。イチさんはSNSも発信もしていなくて、ほぼ全部が紹介と口コミだそうです。

自分から紹介をお願いしているわけではなく、名刺も持っていない状態で、紹介してもらう時にホームページがなくてリンクを求められ、最近やっと作ったという状況でした。

クライアントのことをクライアント以上に考える

ぼくは、仕事に向き合う姿勢が伝わってくると感じました。イチさんは、関心を持って関わるぐらいしかできない、どうやったら楽になるかを考えているだけ、と話していました。

ぼくも、クライアントのことをクライアント以上に考えられるかどうかが、そこだけだと思っています。この姿勢があるので、AIというよりそこが大きい、という話になってしまうのは身も蓋もない、と話しました。

成果事例の2件目・30万円は安い?200万〜300万円で受けている会社もある

成果報告に書いてくれたのは、AIで仕事を取ったと言えるこちらの案件のほうだと言います。ぼくは、安いのではないかと伝えました。イチさんは自信がなくて、という状況です。

エンジニアの会社に発注して、ホームページ制作とあわせて業務の自動化もできると言えば、一式で200万〜300万円ぐらいで受けている会社もあるはずです。イチさんは、提案が納得できると言ってもらえているので、口がうまいだけかもしれないと話しましたが、口がうまいだけでは作れません。クライアントのことを真に考えて、業務に効くところを設計しているのがすごい、と話しました。

他の業務にもパック化できる・課題は人との出会い

他の業務でもパック化して提案できそうだ、という話をしました。イチさんは、今後の課題は人と出会うことだと話しています。イチさんと同じレベルでクライアントに向き合い、AIやGASも含めて提案できる人が増えると、フェーズが変わりそうです。

セキュリティは手厚く説明・事例をもとに発信したい

セキュリティの部分は気にする方が多いので、手厚く説明をしています。こうしたことを事例にして、ホームページやSNSで発信できるといいと思っている、という話でした。ぼくは、どんどん発信してほしい、自分も拡散する、と話しました。

この配信を見た参加者から、勉強になった、レベルが高い、話を聞けてラッキーだった、というコメントが届いていることも紹介しました。

3件目・既存のお客さんからホームページ制作とリール・YouTubeの自動投稿

さらにもう1件、一昨日にいただいた案件があります。バックオフィスの案件の方で、ホームページを古いまま使い続けているお客さんに、作り直しませんかと声をかけたところ、他にも困りごとがたくさんあることが分かりました。全部を一気にやると大変なので、一つずつ進めることにして、まずホームページを受けました。

その方はリールやYouTubeなど、音声で発信している内容がたくさんあるので、それを発信に自動で載せる仕組みを提案しました。本人が自分でやりたいと言うので、レクチャーをして、自分で実装できるところまでサポートする形で任せてもらっています。

発信の内製化が次のトレンド・売上が落ちそうという危機感

マーケティングや発信を内製化するのが、次のトレンドだとぼくは考えています。個別面談では、イチさんがずっとやってきて初めて、売上が落ちそうだという危機感があり、それをきっかけにAIマーケ講座を受講した、という話を聞いていました。

直近は案件が続けて決まっていますが、売上が戻るのか、前年より増えるのかを聞きました。この2年で、乗り換えや内製化が増えて、数字で言うと月に約50万円売上が下がっているそうです。今回決まったぐらいではどうにもならないので、数を取らないといけないと話しつつ、ないよりずっといい、という感覚でした。

事業計画講座で単価と時間を一緒に考える

ぼくは、もっと高くていいのではないかと話しました。イチさん自身の時間が結構決まっているので、事業計画講座の3回で計画を立てられる、という話をしました。他のことも考えているとイチさんが話していたので、そのあたりも一緒に考えられたらいい、と伝えています。

質問・個人情報の関係でAIを取り入れることに慎重なお客様は多いか

参加者から、個人情報の関係でAIを取り入れることに慎重なお客様は多いか、という質問が来ました。イチさんは、最初に言ったとおりだと答えています。今回の2件は、大人を対象にした塾もありましたが、子ども対象の塾もあり、自分の個人情報を失うのも怖いうえに、子どものこととなればなおさら不安になります。

今すぐ何かが起きるわけではなくても、何かが起きたら事業が全部飛ぶという心配があります。名簿そのものを読み込ませることは絶対にしたくないし、働いている先生たちも守りたい、というお客様の考えは、その通りだと感じたそうです。

名前や金額を出すことは今はしたくないと言われたので、いずれ自動化やアプリを使ってくれる会社かもしれないけれど、今はGASにとどめましょう、と伝えました。

ローカルLLMの提案・AI=怖いという段階では難しい

ぼくは、ローカルLLMの提案はしたのかと聞きました。イチさんは、言ってみたものの、相手が知らないため、どこをどうすればそうなるかというイメージがつきにくく、AIは怖いという認識の段階では、そこまで進まなかったと答えています。リアルな現場の情報でした。

質問・セキュリティはどのように勉強しているか

参加者から、セキュリティはどのように勉強して説明しているのか、という質問が来ました。イチさんは、検定などを急いで勉強していて、セキュリティマネジメントの資格を取るところまでは行っていないものの、勉強中だと答えています。あとは、Xで流れてくる、セキュリティ系を発信しているインフルエンサーの講座や話を聞きに行っているそうです。

実装はFableに聞く・セキュリティはAI側より人の感情

ぼくは、実装に関しては、Fableに聞けばだいたいセキュリティの穴を見つけてくれると話しました。日本有数のセキュリティエンジニアが、Fableで見抜けないものは人間には見抜けないので、Fableに投げておけばいいと言っていた、という話も聞いています。もちろん、大前提から間違えている場合はありえます。

結局、AI側のセキュリティはほとんど大丈夫で、問題になるのは人の感情の部分です。複数の人が使うことが前提なので、誰が何をやらかすか読めません。そのため今回は、変に仕組み化しないことで守る、という方針をお客様に伝えているそうです。

LINE・Googleドライブと生成AIは何が違うのか

個人情報をなるべく取らないという中でも、LINEの中やドライブの中だけにとどめる、という考え方です。お客様は、LINE上でお金の話をするのは違和感がなく、GoogleやLINEに載せるのは抵抗感が小さいようです。

イチさんから見ると、どこに読み込ませても、一度はサーバーに行きます。ぼくも、GoogleドライブとAIに回すことは何が違うのか、と思います。誰でも見られるリンクで名簿を渡している例のほうが、よほど怖いと思いながらも、現場の事情として難しいところです。

質問・この案件にかけた時間は約30時間・ピカソの絵の話

参加者から、30万円は安すぎるとは感じていたが、実際にどのくらいの時間を使っているのか、という質問が来ました。イチさんは、GASを組むのはClaudeがすぐにやってくれること、自分のノウハウを読み込ませたり、資料を作ってあったりするので、提案資料や構成を考える時間はあまりかからないこと、実測ではなく完全ではないが、たぶん30時間ぐらいしかかかっていないことを話しました。時間がかかっていないから安いと思われるのは困るので、時間は伝えていないそうです。

ぼくは、こちらがどれくらい時間をかけたかよりも、と言って、ピカソの絵の話をしました。ピカソが紙と鉛筆で書いた絵を100万円で売り、「1分で描いた絵が100万円なのか」と言われて、「いや、何十年と1分だ」と答えた、という話です。

価値は時間ではなく相手の痛み・長く付き合ってLTVを伸ばす

イチさんの今までの業務のノウハウや現場の経験があって出せるものであり、相手にとっては、今後生まれる損失や経費をどれだけ抑えられるかが大事です。ヒアリングをしっかりして数値化していて、イチさんの場合は痛みが明確でした。放置すると年間50万〜60万円がずっと出続け、しかもミスも起きる、という点が効いています。

イチさんは、自信を持って事務を高く売ることにまだ勇気が要ること、一気に100万円を売るよりも、長く一緒にいて次も買ってもらう、LTVを伸ばす方を選んでいる部分があることを話しました。

AIで複数案件を取る・月額5万〜10万円で小さく続ける

ぼくは、AIで案件が取れるようになってから、高い案件でなくてもよくなったと感じています。以前はクライアントワークを安めに取ると時間がかかって、何件も取れず、上限が決まっているので収入も少なくなりがちでした。いまは自分にかかる時間が減ったので、複数の案件を、そこそこの価格で取れるようになったことが大きいです。

イチさんは、いまは修行をしている最中で、数を取って、そのぶんを皆さんに還元し、そこから単価を上げていきたいと話しました。初期費用を安く取っておけば、その分を月額5万〜10万円で乗せても嫌がられにくいと思う、とぼくは話しています。AI活用で、いつでも相談できますよという形で5万〜10万円、内容によっては15万〜20万円を取るのがよい例です。

そうして少しずつ取っていくと、向こうも業務をしている中で追加の依頼が出てきて、そこで30万〜50万円の見積もりを、1〜2年のうちに年に数回取っていけます。最後にドカンと100万〜200万円で取るよりも、効率もよいかもしれません。

小さくちょこちょこ・現場が使えるものから入れる

ぼくは、重たいものを作るのはストレスもかかる、と話しました。イチさんも、難しいものを一気に作ると、自分が直せるかが気になるので、小さくちょこちょこ進めるようにしているそうです。

社長さんは新しいもの好きで、入れようと言うことが多いのですが、実際に使う人が困っていたら意味がありません。違和感のないところから入れていくことをすすめています。ぼくも、社長がトップダウンでやれと言って、使いにくい、あまり使わないとなれば、社長も後悔するし、される側も嫌だろうと話しました。

質問・個人情報とセキュリティを考慮したGASの仕組み

参加者から、個人情報とセキュリティを考慮したGASについて、もう少し詳しく教えてほしいという質問が来ました。

Claudeなどに名簿や個人情報を読ませてはいけないことは、多くの人が知っています。名前を隠して分析だけをさせ、書き出したあとで名前を当てはめ直す使い方をしている例はたくさんあります。GASなら、AIに直接載せなくて済むので、ハードルが下がります。Googleドライブに入れることは、多くの人があまり嫌がりません。

ローカルには名前つきのシートがありますが、GASが動くときはそれがIDのようなものに変換されています。GAS側にIDと進捗状況が渡っても大きな個人情報ではなく、戻したときにローカルで名前と整合が取れます。こういう運用になっている、とぼくがまとめました。

質問・友達の不動産に提案したいが自分にできるか

参加者から、友達の不動産の会社にAIを使った業務改善を提案することになったが、提案したあとにここまでのことを自分ができるか自信がない、どこでどうやって学べばいいのか、という質問が来ました。ぼくは、提案の仕方というより、提案したことを自分がどうやって実現するか、GASでここまでできると提案して、本当に組めるか、動くかという自信の話だと受け取りました。

Claudeに聞いて実現できるか振り分ける・エンジニアレベルの話

イチさんは、フリ校の中で、ぼくが出しているこういうことができるという情報を、一度自分でもやってみることで、実例やできる手段が増えると話しました。Claudeに、こういうフローで動いていて、ここはこう、ここはこうできそうだが実際にできると思うか、と聞くと、できることとできないことを振り分けてくれます。それを組み立てるのを結構やっているそうです。

ぼくも同じで、自分のエンジニアレベルをClaudeによく聞きます。シニアエンジニアから見たら自分はどうか、と聞くと、まだまだですと返ってくることもあります。ただ、Claudeを使えるということは、一昔前のシニアエンジニアと同じぐらいのことができる範囲があるということです。今までこうだったからできない、ではなく、自分ができなくてもAIができることを学んで、そこに対して自分の知識を高めていけばいいと思います。

勉強は半日本を読んで半日作る・追いつきながら進める

イチさんのセキュリティの勉強も、大学に4年通うようなことではなく、半日本を読んで手を動かし、半日自分で作ってみる、ぐらいのものだと思います。今は新しいものがどんどん出てくるので、ずっと本を読んだりしながら追いかけていく感じです。

イチさんの時間を確認して、参加者の質問がこれだけ前のめりなのは珍しく、イチさんの話がとても響いているようだ、と伝えました。

複数の人にヒアリングする・決裁権者と実際に触る現場の人

参加者から、クライアントの中の複数の人にヒアリングして業務を整理し、提案をまとめるのがいちばん大変か、という質問が来ました。

イチさんがつながるのは決裁権を持つ方が多いものの、実際に使うのは別の方であることが多いそうです。社長が現場のやり方を全く分かっていないときは、実際にやっている方と別に話をさせてもらえませんか、と言って、時間を取ってもらっています。

現場のボトルネックは図面だった・トップと現場の食い違い

ぼくも、工場の案件で似た経験があります。取締役が、部品を3D化したいと言っていたので、現場の人にも話を聞いたところ、紙の図面をどうにかしたいという全く違う話になり、現場にとってのボトルネックは図面でした。トップと現場の食い違いはよくあり、そこをうまく調整すると、またありがたがられます。

イチさんも、困っていると思っているところが、そもそも違うことがある、と話しました。

質問・ヒアリングから提案までは当日か後日か・価格はパッケージか

参加者から2つの質問が来ました。1つ目は、ヒアリングからプランの提案までは、その場ですか、後日ですか、という質問です。イチさんは、大まかな金額は伝えられる範囲で伝えていて、最初に「だいたいこれぐらいで30万円です」とお見せするそうです。その後、オプションは別で付ける、思ったより重たいのでもう少し上乗せになる、といった調整をして、後日しっかりプランを立ててから返しています。

2つ目は、価格設定はパッケージで3パターンか、という質問です。大枠はこんな感じで、と最初に伝えますが、実際はカスタマイズするので毎回違います。相手の予算や乗り気の度合いにもよるので、難しいところだ、という話でした。

単価の決め方・自分の工数と、相手の負担と、ゼロから頼んだ場合の金額

ぼくは、AIマーケで配った単価設計のスキルにも入れたことですが、自分に必要な金額や工数と時間、労力だけでなく、相手がこれをやることで、どれぐらい負担が経費として減るのかを考える、と話しました。

もう一つは、AIを入れたり、GASを組んでくれる人にゼロから依頼したらいくらかかるかを、一般的な金額で出す方法です。ぼくは相手に、これを雇うとなったらどうなると思いますか、とよく聞きます。

人を雇うと年間300万〜400万円・月額3万〜5万円でも安い

人を雇うとなったら、まず採用費のコストがかかり、毎月少なくとも30万円ぐらいかかります。こうした特殊なスキルを持つ人は、40万〜50万円でないと来ないこともあるので、年間では300万〜400万円かかる可能性があります。

それに対して、ぼくが入って30万円でまず試せる、という形なら10分の1になります。ここは自信を持って提案していいところで、雇おうと思ったら年間300万〜400万円は確実にかかります。月に1回レクチャーして3万〜5万円の月額でAIを教えます、というのも、法人からすればとても安く、ありがたがられます。

30万円や50万円も、価値がある金額なら法人は喜んで払うので、もっと払いたいという場合もあります。年間で何百万円もコスト削減できるなら、相手の痛みを見に行くことが大事です。AIマーケティング講座でも繰り返し伝えてきたことで、それができれば提案にも自信が持てるようになります。

まとめ・盛り上がった時間

ぼくは、すごく盛り上がって、とても勉強になったと話しました。自分にもまだ伝えられることがたくさんあるな、と気づかされた時間でした。

クローズコミュニティの案内・社長や社員のインタビュー動画の提案

イチさんはクローズコミュニティに入ってくれているので、今後、言いにくい案件の相談や、実装で困ったことがあれば言ってください、と伝えました。コンテンツの内製化はクローズコミュニティの人がかなりやっていて、ぼくは音声のワークフローを配りました。うまく使えなかったら言ってもらえれば、調整します。

会社のホームページでは、採用を強化したい会社も多いので、社長や社員のインタビュー動画の提案もしやすいはずです。iPhone2台で撮っておけば、AIがいい感じに動画にしてくれて、コストもかかりません。マイクも安いので、そのあたりも提案できると思います。

提案の仕方を教材に・弟子入りの話

イチさんは、思ったより喜んでもらえたので、提案の仕方を教材のような形でBrainやnoteにしたら、買ってもらえるのかもしれないと思った、と話しました。ぼくも欲しいと伝えました。実際の現場でAIをどう活用しているか、バックオフィスでどうしているかを出すなら、最初は2,980円ぐらいで出したとしても、もう少し高くしてもいいと思います。動画講座やテキスト、提案のテンプレートまであれば、うれしいです。

イチさんは今日も緊張して、胃に穴が開くかと思っていたそうです。ぼくが「弟子にしてほしいぐらいです」と言うと、イチさんは、私のほうこそ弟子になるのですか、と驚いていました。

締め・SNSやホームページはおろそかになりがち

SNSで発信していくとまた変わるはずです。イチさんも書いていたように、SNSやホームページは、自分のことは後回しでおろそかになりがちです。その部分も、コミュニティの中で相談してください、と伝えて終わりました。

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