減ったのは職種じゃなく、入口だった

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  • 減っているのは職種ではなく入口だという見方を扱います。
  • 22〜25歳の雇用が16%減、大手テック新卒採用が約65%減でした。
  • AIの出力を判断できる物差しを1つ持つことが備えになります。

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減っているのは職種じゃなく、入口

こんにちは、しゅうへいです。AIで仕事が減っている、という話の中で、ぼくが一番再現性が高いと思っている所見があります。減っているのは職種そのものではなく、入口のほうだ、という所見です。別々の調べ方をした調査が、同じ方向を指しています。

4つの調査データ:細くなっているのは入口

1つ目。スタンフォードの研究チームが、アメリカ最大の給与計算会社のデータを使って調べています。AIとの重なりが最も大きい職種で、22歳から25歳の雇用が相対的に16%減っていました。2025年10月時点の実測です。同じ指標は、同じ年の7月時点では13%減でした。数字は悪化しています。しかもこの減少は、レイオフではなく、採用の停止が主な理由だとされています。金利では説明できない、という追加の分析も2026年2月に出ています。

2つ目。大手テック12社の新卒採用は、2025年時点で2019年と比べて約65%減。初期段階のスタートアップでは約76%減。2026年6月に公表された実測です。3つ目。大学生向けの求人サイトでは、2025年7月から2026年3月までのエントリー求人が、コロナ前の2019年と比べて12%減。2026年4月に公表された実測です。4つ目。求人サイトの分析では、2025年5月から2026年5月までの1年で、シニア求人が14.7%増える一方、エントリー求人は7.5%減っていました。これも実測です。

現場:同じ職種の中で起きていること

大事なのは、これが同じ職種の中で起きていることです。ソフトウェア開発の求人は、シニア級が69.3%を占めています。2026年の1月から3月の実測です。一方で、AIとの重なりが最も小さい訪問介護は、求人の91.3%がエントリーです。スタンフォードのダッシュボードでも、訪問介護は逆に、若い層の雇用が最も増えている職種として出てきます。つまり、職種がまるごとなくなったのではなく、同じ職種の中で、下の段だけが細くなっているんですよね。

本人の見立て:なぜ入口から細るのか

なぜ入口から細るのか。ぼくが見ている限り、経験のある人は、AIが出したものの良し悪しを、勘に近いところで判断できます。どこが危ないか、どこを直せばいいかが分かるので、AIを持たせると速くなります。経験がない人は、そこを査読できません。出てきたものが正しいかどうかを見極める材料を、まだ持っていないからです。だから、これまで新人が経験を積むために回されていた仕事が、先に減っていきます。悪意で入口が閉じているわけではなく、訓練用の仕事がAIに寄せられた結果として、そうなっています。

備え:判断できる物差しを持つ

だから備えはここです。経験がない側にいるなら、経験が積まれるのを待つ形の入口は、あてにしないほうがいいです。代わりに、AIが出したものの良し悪しを判断できる物差しを、1つだけ持ちます。分野は何でもいいです。数字の根拠を確かめる、文章の事実関係を確かめる、コードが動くかを確かめる。1つでも自分で判断できる物差しを持っていると、それがそのまま入口になります。AIの出力を査読できるかどうかが、経験のある人とない人の差そのものになっている、というのがぼくの実感です。

持ち帰りと個別面談

今日の持ち帰りです。減っているのは職種じゃなく、入口と単純作業です。だから、入口が空くのを待つのではなく、判断できる物差しを先に1つ持つ。ここでは無料で全て出しているので、学んでいってください。これから何を身につけるか、という相談は、個別面談でもよく受けます。個別面談の詳しい内容のリンクが、この動画ページの下(概要欄)にありますので、見てみてください。なお、この講義の音声はAIで生成しています。

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