ウェブライターの現場で、実際に起きたこと

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  • ウェブライターの現場で起きたことを研究と実例で見ます。
  • ライティング求人は30.37%減、残った案件の予算は5.71%上がりました。
  • 書くだけから誰の何を解決するかへ役割をずらす備えを扱います。

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ウェブライターの現場で、実際に起きたこと

こんにちは、しゅうへいです。個別面談でいちばん相談が多い職種が、ウェブライターです。今日は、この職種で実際に何が起きたのかを、査読を通った研究と、当事者の実例で見ていきます。先に言っておくと、なくなったという話ではないです。

研究1:求人投稿30.37%減、残った案件の予算は5.71%増

1本目の研究です。大手のフリーランスプラットフォームの求人1,218,463件を分析したもので、2025年に学術誌に載っています。ChatGPTが公開されたあとの、2022年12月から2023年7月までの8か月で、ライティング系の求人投稿が30.37%減っていました。これは実測です。

ただ、同じ研究にもう1つ結果が出ています。ライティングとコーディングを合わせた自動化影響職群では、残った案件の提示予算の上限が5.71%上がり、1件あたりの応札数が8.57%増えていました。これも同じ期間の実測です。案件は減って、残った案件は重くなって、競争は激しくなった、という形です。この上がった側の2つは、ライティング単独の数字ではないので、そこは分けて聞いてください。

研究2:高評価でも影響を避けられなかった

2本目の研究です。Upworkのフリーランサー92,547人を、2022年1月から2023年4月まで追いかけたものです。影響度の高い職種では、月間の受注件数が2%減、月間の報酬が5.2%減。これも実測です。この研究で重いのは、数字よりも結論のほうです。過去の実績、評価、バッジ、成功率。どの品質指標でも、高評価のフリーランサーが影響を避けられた証拠は見つからなかった、と書かれています。実力があれば大丈夫、という慰めは、このデータでは支えられていません。だからこそ、この回の最後に、ずらし方の話をします。

現場の実例:発注をやめた側からの話

当事者の実例です。アメリカで10年間コンテンツ執筆をしていた方は、最大の取引先がChatGPTに切り替えたあと、残っていた9件の契約も、数週間のうちに同じ理由で打ち切られています。2023年の事例です。日本側では、クラウドソーシング最大手が、2025年11月の公式文書で、AIによるワーカー需要の変化により、当期純損失を計上する結果となりました、と書いています。

ぼく自身も、発注をやめた側です。ポッドキャストの書き起こしと記事化は、昔は外注していましたけど、今はまったくしなくてよくなりました。発注していた側として正直に言うと、これは相手の能力の問題ではないです。頼む理由のほうがなくなった、という話なんですよね。面談でも、副業でライティングをしていた方から、案件が減ったという相談を受けています。動画の台本を書いている方からは、今の契約もいつ終わってもおかしくない、という言葉も聞きました。

日本で起きている変化:単純作業から先に動く

日本のクラウドソーシングで、もう起きていることが1つあります。大手プラットフォームの発注トレンドで、文字起こしのような単純作業の検索が、圏外に落ちました。2025年1月から11月のデータです。かわりに増えているのが、AIが生成したものを、人が仕上げる形の案件です。なくなったのは職種ではなくて、単純作業のほうから先に動いている、という形がここでも出ています。

備え:書くだけを売る形からずらす

だから備えは、書くだけを売る形から、少しずらしておくことです。誰の、何を解決する文章なのか。そこまで自分で持っていると、置き換えの対象が変わります。文章を作る作業だけを渡していると、そこはいちばん先にAIに寄ります。何のために書くのかを一緒に決められる人は、そのまま残っています。ぼくが発注をやめた仕事と、やめなかった仕事の違いも、だいたいそこでした。ここでは無料で全て出しているので、学んでいってください。なお、この講義の音声はAIで生成しています。

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